ひなビタ♪は間違いなく"現実"(挨拶)
というわけでしてね、行ってきたんですよ。くらよし桜まつり♪に……
ひなビタ♪について書きまくるブログをやっておきながら、恥ずかしいことに倉吉に足を運んだことは今まで一度も無かったんです。今回、土曜日曜の2日間と倉吉、そして倉野川をたっっっっっぷりと堪能してきました。その様子やら感想やらを書いていければと思います。
今回の記事で書いている倉吉未来中心 大ホールで行われた『ひなビタ♪新曲発表会&声優トークショー』は日曜のものなので、順番的には工程のラストなんですが、イベントの内容はどんどん忘れていってしまいかねないので、先に書きます。
イベントを観ながらメモを取る器用なことができない人間なので、記憶の限りを絞り出して書いていることによって曖昧な部分やズレ、抜けもあるとは思いますが、その辺あったらぜひ教えていただけたらと。
では、書いていきます。
(イベント以外の倉吉探訪記はこちら)
イベント開始前
今回の未来中心でのイベントが13時開場、14時開演というスケジュールで、まあまったり行けば良いだろ~と12時45分ごろに着いたら、既にビックリするくらいの数の人が居ました……
未来中心の待機列にすごい数の人がいるって話を聞いたけど流石にそんな人おらんやろ〜と思いつつ未来中心の待機列に着いた僕「すごい数の人がいる」
— ぬのかわ (@leather_770) 2016年4月17日
この時点で、今回の桜まつり♪が本当にとんでもない規模になっていることを改めて実感しました。
そして入場。会場内にひなビタ♪曲が流れている時点でずるい。『Bitter Sweet Girls!』収録曲が、CD順に流れてました。『メンバー紹介っ!』にトラックが行った時点で僕含め会場の緊張感がヤバかった。泣きそうだった。
あと、これだけはどうしても……という感じでカメラに収めてしまいました。ステージの横部分に5人が居る……!
5人ももう来てるじゃ〜ん!!! #ひなビタ桜まつり pic.twitter.com/hCReRUyDhg
— ぬのかわ (@leather_770) 2016年4月17日
挨拶、そして開会宣言
そして曲が止まり、お約束の諸注意ありーので、また少しして会場が暗く……なりつつも、ステージ上のキャラポップがある一角だけは照らされ続けていて、5人の姿が見えるの完全に"わかってる"としか言いようがなかった。
そして、司会の方が最初に「まずゲストとして、ひなビタ♪の生みの親であるこの方に登場いただきましょう。TOMOSUKEさんです!」と言った時点で脳の処理能力がパンクした。TOMOSUKEさん出るのかよ!!そりゃずっと倉吉に居るわけだし不思議はないけど!ヤバい!!!と、なりました。(ちなみに、TOMOSUKEさんは自らを「ひなビタ♪のプロデューサー」と名乗っていました)
TOMOSUKEさんは、会場がほぼビッチリと埋まっている状況にかなり驚いている感じでした。そりゃいくら聖地とはいえ、いくら初めての大規模イベントとはいえ、鳥取で開催するイベントでキャパ1500くらいの会場がほぼ埋まるのは、どうしても驚きが混ざりますよね……しかも会場に居る人はみんなひなビタ♪大好きな人たち……これだけでもうたまりませんよ……
更にもうひと方のゲストとして、倉吉市長さんが登場!会場全体が再度「マジで!!!??」というザワつきに。市長さんを迎えるときに拍手だけじゃなく「フーーー!!」みたいな声も混ざるの、今までにこんな世界があっただろうか……という面白さが。
市長さんからの挨拶の端々に「あっ、これFacebookで読んだことある!」みたいな要素があって、TOMOSUKEさんの現実からの設定考証というか拾い方すごいな……みたいなことも思ってました。
そして市長さんが「今日は盛り上がっていくめうー!」と叫ぶ事態が発生。面白すぎる……
TOMOSUKEさんから開会宣言を、という流れで、TOMOSUKEさんからその宣言で会場にも言ってほしい部分がある、と。
「僕が『くらよし桜まつりスタート』と言ったら、皆さんは……『めうー!』と叫んでください」
予想通りのやつだー!!!
キャスト登場
最高の「めうー!!!!」という掛け声でイベントスタート。幕が開くとそこには……キャスト6人全員が倉吉絣の着物姿で……ア……ア…………
どんな衣装で来るのかなと思っていたら、完全に予想外、そして皆さん可愛らしい……全体通じてまだ10分ちょっとしか経ってないのに何回思考が止まりかける状態になればいいんだ。
そして、自己紹介もすっ飛ばして、6人が前に出てきて着物のお披露目やら何やらで……もう、もう、たまりません……
TOMOSUKEさんの「一旦席に戻りましょう!」という掛け声、そして小澤亜李さん(だったはず)の、「まだ自己紹介もしてませんよ!」という鋭い一言。それ!それです!
キャストの自己紹介は、TOMOSUKEさんが「山形まり花役の日高里菜さん」みたいな感じで呼びかけてから、の流れでした。「生みの親が子の名前を呼んでいる……」感があって良かった。
しかもキャストの皆さんそれぞれ、自己紹介と共にキャラのセリフも言ってくれたりで感謝しかない。最初の日高里菜さんが「大丈夫だよ!絶対、大丈夫だよっ!」を言ってくれた時点で感謝ゲージが振り切れました。
そしてイブ役の津田ちゃんの挨拶、「イブのセンスー?」で会場にマイクを振って、会場全体が\ナンバーワーン!!/の大合唱。打ち合わせも何もなしの一発で揃いまくりですよ。流石ひなビタ♪を理解している会場!すごい!
これにTOMOSUKEさんも、振った津田ちゃん自身も驚いてました。
津田ちゃんファンとしてはね、こうやって信頼できる会場だと踏んだ場合に、無茶振りになりかねない投げかけをしてくる、相互に信頼関係がないとできないようなことを、こちらを信用してやってくれるの、本当に好きなんですよ……
これも何回か書いてますが、津田ちゃんが「◯◯役津田美波です」と、「役」と「自分の名前」の間に"の"を入れずスパッと入れるの大好きなんです……だから昨年のイベントでは、残念ながら叶わなかった「和泉一舞役津田美波です」という自己紹介を遂に生で聴くことができて、ものすごく感慨深かったです。
めう役の五十嵐裕美さんの挨拶、「めう、めうめうめう!」の自己紹介を生で聴けて本当に良かった……五十嵐さんの地声と芽兎めうとしての声の違い、何回かイベントで直接見ていてもすごい……と感じます。あと、ラストには「諸君!今日は盛り上がっていくめうー!!」というセリフも。最高。
咲子役の山口愛さんの挨拶、「とってもとっても、緊張しています……」から入ったのが咲子であるのと、山口愛さんがこういったイベントにまだ慣れていない感じが入り混じって相変わらず山口愛さんと春日咲子ちゃんを同一視してしまいそうだった。*1
夏陽役の日南結里さんの挨拶、「田舎もいいかも良いんじゃない。たまにはね 」という、日南さん自身がひなビタ♪、そして東雲夏陽というキャラクターを本当に理解していることが一瞬で伝わるセリフを生み出してくれてまたまた感激ですよ。この後のトークでも日南さんが音ゲーやりこみ含め、どっぷりと浸かっている感じがわかって本当にありがたかった。
ラストは心菜役の小澤亜李さん、最初の「なっちゃんが嬉しいと、ここなも嬉しい……」の時点で完全に陥落しました。周りでも頭を抱えている人がいたくらい、とんでもない破壊力でした。
更にラストに、「ダイジョウブダヨ ゼッタイ、ダイジョウブダヨッ!」という、心菜バージョンのまり花セリフ……昨年のお台場ここなつイベントで"言ってほしいセリフ"として採用されたものでして、それが再び、また、あの時は聴けなかった人も聴く機会が生まれるとは……
割とフリーめなトーク
まず、TOMOSUKEさんに、ひなビタ♪という作品がどうして生まれたのかという質問が。理由は大きく分けて以下の2点でした。
1.大学時代に長万部で結成したバンドでの思い出
2.中学時代に倉吉を訪れたこと
1.の、「大学で長万部キャンパスに通う1年間でバンドを結成していて、そこで音楽は人を元気にできる力があるんじゃないかと感じた」という話までは、以前にご自身のアカウントで明かしていた気がしたのですが、「その際に結成したのがヘビメタバンドで、そんなヘビメタなのに地元の祭りで演奏したら地元のご老人からも「なんか元気になれた」と言ってもらえて好評だった」という、音楽が人を元気させる力を持っていると確信したエピソードは、初めて知りました。
2.については完全に初耳で会場もびっくりしていました。「昔から一人旅をするのが大好きで、中学生の頃に青春18きっぷを使って鳥取、倉吉、米子と旅行した際に、倉吉が一番印象に残った。観光資源の多い、ポテンシャルの高い場所だと思った。それなのに、ガイドブックとかでは倉吉の紹介は全然載っていなくて、その良さを何とかして伝えたいという思いがあった」とのことです。
この2つの点と点とが、線で結びついたことで、ひなビタ♪は生まれたと……
また、中学生の頃に来た倉吉と、今の倉吉で受け取る印象は?との質問に、「何も変わらない。変わらずにあり続けていることが良い」というような回答をしていました。
続いて、昨日のイベントの様子を撮った写真を見つつフリートークみたいな感じで進行(だったと思う)。昨日のサイン会前の行列や、ちくわメニューを提供していたお店の写真でした。
当日入りだった日高さん、五十嵐さん以外の4人は、今日の午前中に少し白壁土蔵群も着物で巡ったらしく、その中で触れた倉吉の方々が「とても暖かい感じだった」と感想を言っていたことが印象的でした。
また、ダイアナさんからちくわパフェの差し入れがあったようで、4人とも「美味しかった!」と言っていました。五十嵐さんは「本当に!?」と訝しんでました。
TOMOSUKEさん「すいません僕がちくわなんて言い出したばっかりに……」
ちくパ歌唱組の2人がまだ食べられていないってのもシュールでした。
キャスト勢で鳥取に来たことがある人~?という話題になり、日南結里さんだけ、お姉さんが鳥取に住んでいるので来たことありで、他の方々は今回が初めてということでした。
初めて鳥取というか倉吉に来た感想としては、「初めて来たのに何か懐かしい感じがする。お店の方もとても気さくに話しかけてくれて、とても暖かい街だと思った」というようなことが語られていました。
僕も今回が初めてだったわけですが、ほぼ同じ感想を持っていたので、この倉吉という場所は本当に素敵なところなんだなあと。
この辺りの話の中でだったと思うのですが、土曜日に桜まつり♪に訪れた人数が約3,000人という話が……
本当にすごいサイズのお祭りになっている……!すごい、すごいよ…と感じました。TOMOSUKEさんも、「鳥取に来るなんて、ひょっとしたらメッチャ少ないんじゃないかと思ってたんですが、昨日のサイン会の列がすぐにいっぱいになったと聞いて『えっ、やばい』となった」というようなことを語っていました。
どこで話したか記憶に無いのでこの辺に強引に差し込みますが、会場の人たちに、どこから来ましたかー?って質問がありまして、「地元倉吉の方」という問いかけに結構な手があがっていたことに感動しました。元々好きだった方や、イベントで興味を持ってくれた地元の方も居るんだろうなあ……と思うと素敵で仕方ありません。
また、「海外から来た人」にも手があがっていました(!)音ゲーやっていてのマッチングや、Twitterでの感じを考えると、おそらく香港や韓国の方なのかなあと思いました。ひなビタ♪の広がりってホント良いですよね……
ちくわ姫の話
んでもって、ちくわ姫の話でした。
そもそも、この企画を知っているのか〜という話をキャスト陣に振ると、津田ちゃん「何も知らなーい!」*2、日南さん「私実際にやってメッチャちくわ捧げてました」という対比が面白かったです。
TOMOSUKEさんが企画要旨を説明する際、「5人にチクワを捧げる」「1番チクワを捧げられたのは誰かを決める」という言い回しで、とにかく「投票する」や、単純に「1位を決める」という言い方を避けていた辺りが、実にTOMOSUKEさんだなあ、と改めて感じていました。
そして会場にいる人は全員レベルで知っている、ちくわ姫は→霜月凛ちゃんです! からの、キャスト陣「水原さん居ないじゃーん!」の流れで笑ってしまいます。
しかしながら、ここで、不在の水原薫さんから、ちくわ姫決定に関する感謝の手紙が。
手紙にあった、「マカロニが成長するとチクワになると思っていた私がちくわ姫に選ばれるとは〜」のくだりが面白すぎました。
他に、「恐悦至極に存じます」などの言い回しがあることに、「やっぱり水原さんはりんりん先生なんだよなあ」みたいなことをTOMOSUKEさんが言っていました。
ここで初出し情報で、ちくわ姫になったご褒美(メッチャ「罰ゲームじゃん!」と言われてましたが)として、りんりん先生に着てほしい衣装のイラストが初公開。
そのイラストは……ウェディングドレス姿のりんりん先生……白い……純白だよ……
とんでもない破壊力であるとともに、持ってるブーケにちくわが何本も刺さっていて凄かった。
→ちくわ姫サイトでもイラストが公開されました。
もう一つのご褒美である、『黒髪乱れし修羅となりて』のカバー版収録については、BE生での告知通り明日から、そして、またまた初公開として、そのムービーを……
イントロ部分だけの公開でしたが、KONAMI音ゲーお馴染みのイラストレーターの方々に、りんりん先生を描いていただいというもので、これもまた、凄かったです……
ひなビタ♪の3年半を振り返る
そして、「ひなビタ♪の3年半を振り返る」と題して、思い出語りへ。
「最初に浮かぶのは咲子役である山口さんがひなビタ♪と共に大きくなっていること」という話がまず出ました。
咲子として登場した頃の山口さんはまだ当時中学生で、それが今年の春で高校を卒業……。ドラマCDのアフタートークでも「始めの頃は愛ちゃんが中学生の制服で収録現場に来てて〜」みたいな話があったので、その成長実感は他のキャストの方々もあるんだろうなと。
ご自身も「咲子が年上だったのに、いつの間にか追い越して咲子が年下に……」と語っていました。あとは日高さんの「『まだ学生』って言い回し、心に突き刺さるよね」という感想で面々が心をグサグサ刺されていました。
この辺りでTOMOSUKEさんから、「皆さんが一番好きな曲を聴いてみたかったんですよ」という質問が出ました。
日高さんが、「やっぱり『走れメロンパン』ですね〜」と答えたのに、他の面々も「だよね〜」と同意の嵐でした。
津田ちゃんが、走れメロンパン被りを避けて他の曲を挙げようとウンウン唸り、「どれも本当に好きなんですけど、挙げるとしたら(滅びに至る)エランプシス」と、かなり"わかっている"チョイスが飛んできて、本当にひなビタ♪を好きなんだなあ……としみじみ。
五十嵐さんが、「元々ササキトモコさんが好きなのでやっぱり走れメロンパンなんですよね〜」と容赦なく被せてきて、五十嵐さんっぽい!!!となりました。
山口さんが、「やはり、自分自身の思い出深さも含めて、『とってもとっても、ありがとう。』ですね」という回答。ここも、そうだよなあ、そうだよなあ、となっていました。
日南さんが、「ここなつ曲を避けると……『カタルシスの月』ですね」と、こちらも本当にひなビタ♪をわかってるな……と感じさせるチョイス。ここなつ曲だと?との追加質問に対して、「ここなつだと……やっぱり『ミライプリズム』ですね」と。
これに小澤さんも、私もですと同意。最初の曲で、どういう風に歌うかを試行錯誤した面も含めて思い出深いとのことでした。
また、バンドアレンジ版についても、ボーカル再録はしていないのに、一気にバンドサウンドになっていて好きということも触れていました。
途中で「3年半を振り返ると言いましてもここなつは2年ほどですが〜」みたいな発言があったんですが、でもここなつ出てから2年は経ってるんだ……と、ひなビタ♪が歩んできた道のりがとても長くなっていることに、また一人感慨深くなっていました
また、衝撃的なものとして、ひなビタ♪スタート時、キャストを押さえる段階では「半年間の予定」という始まり方だったという話が。
ひなビタ♪はシーズン3までのストーリー想定があるという話は以前から周知のことでしたが、今回日高里菜さんの口から「最初は6ヶ月の予定という形で始まった」という話が出たのは衝撃でしたね。本人の中には想定があっても、人気が出なければ凛花を歌った所でひなビタ♪が終わる可能性もあったと……
— ぬのかわ (@leather_770) 2016年4月17日
「ここなつは最初ライバルとして、嫌な感じで出てきたけど今では〜」という話から、そこに重ねて津田ちゃんが、「ここなつ出てきた当時、「ここなつって何なんですか!?ひなビタ♪は5人なんじゃないんですか!?」と、TOMOSUKEさんに文句言った(笑)」という話が飛び出しました。
これも改めて、津田ちゃんがイブを演じつつ、普通にひなビタ♪という物語を追いかけてくれているんだ……と思わせてくれました。そんな感じだった津田ちゃんも、僕らみたいなファンと同じく、展開を経るうちにここなつを好きになって、最終的に「夏陽とのデュエットできたりしたら良いですね〜」とTOMOSUKEさんに言うようになるの、本当に胸が熱くなる。(この辺りの話はFive Drops記事に書きました)
ひなビタ♪CD『Five Drops 02 -honey lemon- 和泉一舞』について感想やら何やら
あと、この一連のエピソードを考えるに、TOMOSUKEさんと津田ちゃんの間に、ひなビタ♪について割とあーだこーだ言えるだけの関係性があるということも伝わってきて、とても興味深かったです。
更にTOMOSUKEさん曰く、「作中のイブの初期ここなつに対するセリフは、一部津田さんが言っていた内容も使っている」そうで、ものすごい反映方法だなと笑ってしまいました。
ここなつ登場に対する温度感はキャストによってまちまちで、津田「ここなつってのが出るんだって。負けてらんない」五十嵐「ああ、うん」みたいな感じだったらしく、この辺りの対比も実にそれっぽいなあと。
そこから、仲良くないの?(笑)みたいな話になり、五十嵐「最近津田ちゃんが会ってくれない」津田「いやいやいや、この前もご飯誘ったじゃ〜ん!」
これもドラマCDアフタートークで若干触れられていましたが、曲の収録はバラバラだし、ドラマCDもスケジュールの都合で一斉に集まることはなかった。だから、6人も一気に揃うのは今回が初めてという話も。
あとは、リアル日高さんは特にまり花的なリーダーシップは取ってないね〜とかの話。
新曲お披露目
で、今回の新曲お披露目の話へ。
というか、ここまでの内容が濃くて、そういえばイベントタイトル的にも新曲発表会だってことを忘れかけてましたね……
これまた、Facebookを読んでる方は既に知ってると思いますが、という前置きに、わかる〜の空気満載。(ここだかで、「Facebook読んでる人〜」という質問に会場全体の手が上がって、TOMOSUKEさんが感動してました)
Facebookでも桜まつり♪に向けて作ってた曲であり、タイトルは『倉野川音頭』という、どストレートなネーミング。
そして曲が会場に流されました。
この曲についての感想はまた後日に書けたらと。
TOMOSUKEさんから次の野望が語られます。「この曲は音頭ですごく覚えやすいし歌いやすいので、これを倉吉の方々にも覚えていただいて、本当に倉吉の祭りの場で、倉野川音頭を歌って皆で盛り上がりたい」
この時点で驚きが大きかったわけですが、「で、じゃあ覚えるための音源どうするってなるでしょ。実はこの後、倉野川音頭のCDを会場の外で販売します」
何言ってるのこの人!?何言ってるの!!!????(大歓喜)
TOMOSUKEさんは僕らを何回驚かせればいい気がすむんでしょうか。
「あと、カップリングにとある曲が入ってまして、こっちは聴いたことあるはずの曲のフルバージョンです」
と続いたこちらは、曲自体は察しがつきつつ、「ここで出すのかーー!!!」と相変わらずビックリしました。答えはこれね。
ひなビタ♪は現実……ひなビタ♪に感謝…… pic.twitter.com/koX7qZ8vG0
— ぬのかわ (@leather_770) 2016年4月17日
最後の挨拶
時間が過ぎるのは早いもので、約1時間が経ってイベントは終わりへ……
最後に一人ずつ挨拶。初めとは逆に小澤亜李さんから。ここも一つずつ書きたかったんですが、ごめんなさい。津田ちゃんと日高さんのラスト2人のインパクトがすごくて、他を完全に忘れてしまいました……。
……と言いつつ、五十嵐さんの挨拶はおぼろげながら思い出しました。
「今回、こうして桜まつり♪が大きな規模でできたことで、めうの抱いていた地方創生という野望は達成されたと思います。ですが!めうのことだからこれで満足して終わるなんてことはなく、その次の野望をきっとまた考えているんだと思います。」
「達成されたと思う」の辺りで、TOMOSUKEさんが「いやいや、まだまだでしょ」的なツッコミを入れかけていましたが、その続きを聞いて、「ああ、そういうことね」となっていました。
津田ちゃんの話が次のような感じでした。
「ひなビタ♪が始まった頃、この作品をもっと多くの人に知ってもらいたくて、見つけてくれ〜見つけてくれ〜と思っていた。そうしたら、皆さんが見つけてくれ、更に広めてくれた結果、こうした形になっている。人が繋いだことで、ここまで大きな作品になった。」
もう、これだけで胸がいっぱいですよ……
メッチャ自分語りですが、僕がこのブログ始めたのも、ひなビタ♪を多く知ってもらいたいけど、絵もSSも生み出せないオタクに何ができる……?そうだ、ブログだ。ブログで何かを伝えるんだ。ということがきっかけであり、別にこのブログが大きな影響を与えたとも思いませんし、僕がやらずともきっと他の誰かがやってんだろうと思いますが、ひなビタ♪を広めたい、と思ったことが、こうして何かに繋がっていたと考えちゃうと、もうね……
あと、この話の前に「思い出したんで言います!」として、昨日の夜にひなビタ♪キャストのLINEグループに、夜遅いからもう寝てるかな〜と思いつつ、「萌えおこしだね!」と話を振ったら、五十嵐さんが「MOKS!MOKS!」を返してきて、それにノッてたら、他のみんなも「MOKS!MOKS!」言い出して、みんな起きてるやないかーい!と、なったので仲良いです!って主張してました。
話を戻しまして、日高里菜さんの挨拶です。
「ひなビタ♪のイベントに参加するのは今回が初めてなので、こうしてひなビタ♪を応援してくれている皆さんに直接感謝の言葉を伝えられることが本当に嬉しい。私自身としては歌が得意でないと思っているが、それでも、ひなビタ♪曲の収録でスタジオに行くと、「山形まり花」になれる。まり花が近くに居てくれるように感じる。
ひなビタ♪に関わってる人はみんな愛を持って作品に接しているし、その結果、キャラクターに命が吹き込まれ、本当に生きているかのような気持ちになる。支えてくれる人たちがいたから、こうして感謝を伝えられる場が生まれて、それが本当にありがたいです。」
イベント途中の話題で日高さんがリーダーシップ取ることはない、という話が冗談めかして言われていましたが、この話を聞いたら、そうとは全く思えなくなってしまいました。日高里菜さんと「山形まり花」という存在が完全に一体化していて、やっぱりまり花は、そして日高さんは日向美ビタースイーツ♪のリーダーなんだ……と心の底から感じました。
この話をまとめ直している今も僕は涙が溢れそうで仕方ないんですが、会場でも、この話をしながら日高さんが泣きそうになって、一度話が途切れたり、更にTOMOSUKEさんも涙を堪える状態でした。
ひなビタ♪って本当に特殊でして、TVアニメ化みたいな「ドカン!」と話題になる大きな動きもなく、細く長くな感じでジワジワとやっていることもあって、キャラクターを演じているキャストの方々の想いや感じていることを知る機会がかなり少ない印象なんですよね。
そんな中で今回、どのキャストの方からも熱い想いを感じる発言がどんどん出てくるわ、最後に日高さんが特大の愛を見せてくれて、そりゃあファンがこれだけ心震えているんだから、TOMOSUKEさん自身はもっとすごいよな……と。
……という、日高さんの挨拶を踏まえた上でですね、イベント後に更新されたFacebookを見てほしいんですよ。
僕は読んで「ズルい!!!!!!」と叫びながら泣きました。ここで現実の挨拶とリンクさせながらなんて反則ですよ……もう倉野川と倉吉の境界が全くわからなくなっちゃいましたよ……ひなビタ♪は現実……山形まり花さんは実在……
最後にTOMOSUKEさんから挨拶。「さっき日高さんが話していた内容がほぼ全てですよ」とのお言葉。TOMOSUKEさんとキャストの皆さんの考えが一致しているという、この状況が作れているひなビタ♪は本当に良い作品だな……と何度も何度も感じました。
「これから先、同じようにイベントができるかどうかは、皆さんの力次第です」と。もうね、これからも応援し続ける以外の選択肢なんてあるわけないじゃないですか……
それと、TOMOSUKEさんが話しているとき、涙を堪えている日高さんに対して、津田ちゃんが頭や肩のあたりをポンポンと叩いて……ああ、ああ……
これに加えてTOMOSUKEさんの挨拶では、「ぜひとも皆さんも、もっと倉吉の魅力に触れ、倉吉のことをもっと知って、人に伝えられるくらい詳しくなってください。そして、倉吉のことが気になっている友達をどんどん連れてきて、案内してあげてください。」という話も。
先ほどの津田ちゃんの言葉とも、「人の繋がり」という面で重なる部分もありつつ、倉野川だけでなく倉吉自体の素敵さも見つけてほしい。これこそ、「実在の街と架空の街が姉妹提携を結ぶ」という、今までにないようなことをやった意味が生まれてくるんだな、と思いました。
併せて、TOMOSUKEさんのこの発言を思い出しました。
完成されたアニメ等とのタイアップである所謂「聖地」とは違い、ひなビタ♪の町おこしは作中でも現実でもまだまだ始まったばかり。リアルタイムに行われている生きているものなのでみなさんの応援が全てです。どうぞ宜しくお願いします!
— TOMOSUKE (@_TOMOSUKE_) 2016年4月1日
完成された「聖地」というよりも、ファンも含めこれからもどんどん色々なものを作っていく。そうだよね……これがひなビタ♪なんだよね……
そして、ここで更にゲストが……という話で、誰だ?と思っていたら、昨日今日と白壁土蔵を練り歩いて盛り上げてくださっていた、公式レイヤーの5人が登場しました。詳しくはまた次の記事に書きますが、今回の公式レイヤーさんたちは、皆さんひなビタ♪への理解や愛情が感じられて、僕の中で好感度メチャ高だったので、この登場が普通に嬉しかったです。
イブコスの方が出てきた瞬間からイブっぽいテンション高い動きで最高だったし、それを見た津田ちゃんが即座に「わー!隣!隣行って良いですか!」みたいな感じでノリノリだったのも本当に良かった。
たぶんレイヤーさんだけで5人並んで〜みたいな感じになる予定だったと思うんですが、津田ちゃんの発案もあり、それぞれのキャラとキャストがペアを作る感じに。
今回は日向美ビタースイーツ♪メンバーのレイヤーさんのみなので、日南さんと小澤さんが二人でくっつきながら、「ここなつまだー?」と言ってる感じや、日高さんが「すごく良い匂いがする!」と言いながら、まり花コスの方の匂いを嗅ぎ始めて、TOMOSUKEさんから「嗅がない!」とツッコまれている感じや、水原さん欠席なのでりんりん先生コスの方がどうしたら……となってるところにTOMOSUKEさんが隣に来たりした感じとかも良かったです。
ちなみに、この件に関する僕の感想はこれです。
公式レイヤーさんがそれぞれの声優さんのところに行ったとき、水原薫さんは欠席なのでりんりん先生コスの方がポツン……なっていたところにTOMOSUKE氏が並びに行ったの、「『凛というキャラクターは自分自身を投影したもの』ということの示唆だ……」と勝手に震えてました
— ぬのかわ (@leather_770) 2016年4月17日
そしてイベント終了でした。
退場後、倉野川音頭のCD販売があったわけですが、1人1限かつ1000円だったため、コミケの壁サークル並の超スピードで処理されていく感じが面白かったです。
今回の倉吉絣の着物姿がこういう感じです。素敵すぎます。
#ひなビタ桜まつり #くらよし桜まつり
— りむた㌠♡16.17くらよし♪まり花 (@0v0Rimuta0v0) 2016年4月17日
お疲れ様でした!@_TOMOSUKE_ さんにCUTEGさん、声優さん、ひなビタ♪ファンの皆さん、倉吉の皆さんの暖かさに包まれた2日間でした。ほんとあったかかった!!
夏も楽しみ❤︎ pic.twitter.com/qpkbZ6lAaU
和泉一舞役の津田さんと💖
— コノミアキラ✨ひなビタ桜まつり一舞 (@akiracos) 2016年4月17日
Wイブ!!
倉吉絣めっちゃ似合っててステキ✨
トークショーお楽しみさまでした〜♪#ひなビタ桜まつり #津田美波 #ひなビタ pic.twitter.com/mcgcT99OzS
まとまらないまとめ
書いていて文字数カウントが既に1万を超えていることで自分も改めて感じているんですが、とても1時間ちょっとのイベントだったとは思えないくらいの充実っぷり、そしてそれだけのことが思えるくらい、ひなビタ♪という作品を愛しているのだということを思いました。
日高さんもおっしゃっていた、「ひなビタ♪に関わってる人はみんな愛を持って作品に接している」ということが、何度も何度も感じられました。そういう愛によって作られた作品と、ファンが一緒に歩いてきたことで、初めに6ヶ月で終わるはずだった期間が伸び、当初にあった予定のシーズン3が終わっても更に続いて、遂に倉吉でイベントをするまでになったわけです。
いくら感謝しても感謝しきれない、そういった思いを抱かせてくれるイベントでした。
またその辺りの細かい話は、次にでも書こうと思っている、倉吉の街中記事で触れようと思います。
まずはですね、その、もうかなり眠いので、ゆっくり体を休めます。
日向美商店街最高!!!
その他おまけ(順次追記していきます)
・津田美波さん(和泉一舞役)のブログ記事
・日南結里さん(東雲夏陽役)のブログ記事
・小澤亜李さん(東雲心菜役)のブログ記事
・BEMANI生放送
51分過ぎ辺りから81分ごろまで、ガッツリとイベントの様子やら、ひなビタ♪関連の話やらです。67分あたりで「日高さんが挨拶で泣かせにかかってて~」の話が出てきます。
・倉吉市公式ムービー
倉吉市公式のダイジェストムービーです。市長さんの独特なアクセントの「めうー↑」を聴くことができます。聴きましょう。
・倉野川観光課だより
桜まつり♪へのご来場誠にありがとうございました! | 倉野川観光課だより
こちらも、津田ちゃんの挨拶内容を反映した内容を混ぜ込んできていて、「ズルい!!!!」と言いたくなってしまいます。
BE生の方でもTOMOSUKEさんが直接語られていますが、「この盛り上がりを頂点とせずに次に繋げていきたい」という言葉が非常に心強く、そして必ず実現したいと思えるものです。
・ニュース映像
それぞれイベントの空気が感じられるのでとても良いですよ。あと、僕も普通にどこかでフリー素材化してます。どことは言いません。記事埋め込みだと重くなりそうな気がしてきたのでリンクで。
【地元CATV】架空都市・倉野川市と初の合同イベント - YouTube
2分ちょっと過ぎで「大丈夫だよ!絶対、大丈夫だよっ!」が聴けます。
【NHK鳥取】架空の都市「倉野川市」を体験 - YouTube
3分ちょっと過ぎに「諸君!今日は盛り上がっていくめうー!!」が。
あと、1分20秒ごろの、公式レイヤーさん達がカメラに気付いてからの動きに注目してください。完璧に『日向美ビタースイーツ♪』なんですよ……
【BSSテレビ】倉吉の"桜まつり"に… 全国から若者ら6,000人殺到…なぜ? - YouTube
こちらも5分超のたっぷりとした特集です……!
よりクリアな「大丈夫だよ!絶対、大丈夫だよっ!」が聴けます。
・CD通販
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