思いのままにペンでスラスラ

自分の好きなものについて好き勝手に書いたりレビューしたりします。

芸カ9アイカツ!同人誌で個人的印象に残ったものをまとめる その4&いちあお蘭ユリオンリー



 

最初から月一更新って形にすれば良かったんじゃないですかね(挨拶)

 

 

前回からまた一ヶ月近く経ちました。むしろ投げ出さずこれ書いている自分が逆にビックリです。

(その他はアイカツ!二次創作カテゴリタグから)

 

 

ということで、芸カ9から約3ヶ月かかって、ようやく完結かなって記事を書きます。今回はギャグ、合同誌、ノベル、その他書き漏らしてた系などなど、ごっちゃな感じです。

そして、こっちも1ヶ月以上もう経ってるじゃねえか!って感じですが、3月27日にあった、『星宮いちご&霧矢あおいオンリーイベント「Girl meets Girl」』、『紫吹蘭&藤堂ユリカ(蘭ユリ)オンリーイベント「ハートが溶けちゃう!? 2」』のものも混ぜ込みます。

 

いちあおオンリー「Girl meets girl」蘭ユリオンリー「ハートが溶けちゃう!?2」告知サイト

 

 

そんな感じで書いていきます。

 

 

○ギャグ

 

・ハイドウ!いちごチャン♡ / はじめてクラブ

 

この作品を一言で言うと「天才」です。表紙の時点で何となく感じ取っていただきたいのですが、馬に見覚えのある赤いリボンが着いています。つまり、そういうことです。初出自体は昨年の芸カ8の時点でしたが一瞬で完売。後にスペースで見本紙を見せていただき、当然周りにも人がたくさんいる状況でゲラゲラ笑ってしまいました。そしてそれが芸カ9で、きっちりとしたオフセ本となって刊行されるという、それだけでも面白くてズルい作品です。とにかく、「考えるな、感じろ」という、間違いなく最強の一冊です。

 

 

・ドカカツ!(上) / 非常線アウトノミア

 

……もう、何を説明しても蛇足にしかならないとすら思えるくらい、表紙の段階で全てを持っていくパワーがあります。しかし、出落ちに終わることなく、40ページ超のドカベンネタ満載、かつ、アイカツ!アイマス両作品要素がしっかりと詰まった作品です。765プロチームで三浦あずささんが4番ファーストという辺りに「やっぱりそうだよね~~~!!!!」と納得に溢れました。「これぞ同人誌!」という発想と勢いと自由さに溢れた一冊です。

 

 

・ハッピースマイルセンセーション / ガケノウエノアホ

 

 

これまた自由さに溢れるという一冊です。軸としては関西お笑いシスターズ(ニーナ、みやび、ここね)の3人が中心のいい話です。いい話です。たぶん。

……サンプルを見ていただければ即わかりますが、ダンシングディーヴァの2人がスーパーウルトラハイパーミラクルロマンチックな感じになります。よく言われていたことを実際にやっちゃったよ!という疾走感があります。*1関西お笑いシスターズのいい話が本筋にありつつも、ところどころに狂気のような何かを感じる、ものすごいバランスの上に成り立っている一冊です。

 

 

・だったらユニット組みまショウ / サマーギフトくらぶ

 

 

芸カではなく冬コミ新刊なので今更っちゃ今更なのですが、センスが好きすぎるので紹介します。ギャグ短編が怒涛の勢いで展開されます。ギャグは個人のツボにハマるかどうかだと思うので、↑のサンプル読んでツボに来るようならぜひって感じです。

漫才的なトークでネタを展開しつつ、マンガという絵を使った表現も活かしてくる作品です。他にpixivで公開されているものもあるので、どんな感じか読んでいただきたいです。

【アイカツ!】「モアトゥーまんが・その2」漫画/俊俊 [pixiv]

 

 

 

○芸カのその他系、合同誌

 

・HELLO Mu WORLD~アイカツ曲でたどる音楽ジャンル~ / メンタンピン風沢

 

 

アイカツ!楽曲の評論&ジャンル解説、そして同ジャンルの同系統曲の紹介をしている本です。音楽的な素養やジャンル造形が浅い人間なので、語られている内容がどれも新鮮でとても楽しかったです。こういうガッツリとした解説本、メチャクチャ良いですね……マジで造形が浅いのでこれ以上踏み込んだ話ができない!くやしい!

 

 

・Welt Kleid -asian- / ちまき

 

 

民族衣装(アジア編)なイラスト集です。こういうコンセプト絞ったイラスト集いいよね……ってヤツです。語彙がないのでこれ以上に言えることがないです……とにかく良い……

 

 

・氷より冷たいと抱きしめた君が言う / ren-hachi side street

 

 

珠璃スミ合同誌です。先に言っておくと、僕は情熱ハラペーニョな組み合わせが大好きです。その上で新たな世界を知るために珠璃スミに飛び込みました。その上での感想ですが、珠璃スミも良いですね……

あかり世代の美人枠って感じもあるこの2人、色々と対比が効いていて良いですね。赤と青、動と静、という感じと共に、カップリングにした場合、高温と低温の、どちらがどちらに飲み込まれるかという戦いがあり、なるほど面白い……となりました。

 

 

・恋する二人のキャラメリゼ / On ざ まゆげ

 

 

昨年10月の芸カ8の合同誌ですね。読むのにどれだけ時間かかってるんでしょうかこの人は。総勢31人、142ページというボリュームで、どこが『プチアンソロジー』なんだ!と言いたくなるくらいの物量があります。あまふわ☆なでしこ良いですよね……良い……

昨年10月に出ているということで、まだ堂島ニーナちゃん登場前であり、あまふわのイチャイチャを眺めさせられる被害者堂島ニーナ展開がないのが今になると逆に新鮮という感じすらあります。*2

 

 

 ・きらきら☆ロマンティック / G-SCRAMBLE

 

きらきら☆ロマンティック - pallas5 - BOOTH(同人誌通販・ダウンロード)

 

もいっちょあまふわ☆なでしこ本です。みやここです。みやここ。本来なら前回記事で紹介するつもりでしたが、紹介から漏れてました。なぜなら会場で手に入らず、ダウンロード購入したため、実物がなくて書き忘れたのです……逆に言うと、会場で手に入らなくても、会場に行けなくてもダウンロード購入ができる現代最高です。

内容は、とにかく2人がイチャつきます。イチャつきます。つまり最高です。ホント素晴らしい一冊なんです。この2人のバカップル感、最高。

 

 

 

○いちあお蘭ユリオンリー

ここからオンリーのものを紹介します。

 

○蘭ユリオンリー

 

・独白 / C.O.2

 

『半身不随になった紫吹蘭と、介護する藤堂ユリカのお話です』という、ワードパワーがありまくる一冊です。そして、そのパワー通りの重さを持った作品です。こういう方向性の作品は好き嫌いというより、受け入れられるか否かという感じだと思うので全ての人に無条件でオススメするというわけではありませんが、一つの蘭ユリの形として、間違いなく何かに至っている作品です。

 

 

・蘭アンドRUN / ソザツヤホンポ。

 

 

 

蘭ユリギャグです。蘭ユリというよりオールキャラ作品かもしれません。スターライト学園キャラ総登場という感じの華やかな作品です。そんな中でも登場で半ページ使う紅林珠璃さんは最高ですね。難しいことは考えず、とにかく感じ取ろうという一冊です。

 

 

・She is not enough / RIGHT+LIGHT

 

 

ノベル作品です。『蘭がユリカにしたとある"初めて"がきっかけに、ユリカがひたすら狼狽えるお話』。その狼狽えるユリカ様の感じが文章からビシビシ伝わってきてユリカ様がとてもかわいい、かわいいんです。これもまた、一つの蘭ユリの形を見せてくれています。この先の物語が見たい、そう思わせる一冊です。

 

 

 

○いちあおオンリー

 

・full L / mono-lib

 

full L - mono-lib - BOOTH(同人誌通販・ダウンロード)

 

いちあおノベル。これ以上の説明は全て蛇足というか野暮かなと思える、いちあおの一つの到達点といった感じの作品です。

氏の作品はどれも好きで仕方ないんですが、これまた方向として全ての人に手放しでオススメ……と言いにくさもありつつ、でも読んでほしい!って感じです。

旧作のダウンロード販売もあるので、何となく"こういう感じか"ってものを掴みつつ、ぜひ読んでいただきたいです。

花、銃創、ラプソディ。 - mono-lib - BOOTH(同人誌通販・ダウンロード)

 

 

・毒苺姫 / いばらおび

 

毒苺姫 [いばらおび] | DLsite Home - 全年齢向け

 

 

こちらもあまり多くを語るのは野暮かなという気がします。『full L』とも繋がる部分もある、星宮いちごさんと霧矢あおいさんの関係性のお話です。↑のDLsiteのサンプルで何かを掴んでください(説明放棄)。関係性について、思考を拗らせて拗らせたい人には圧倒的におすすめです。

 

 

 

ノベル系

ここまで以上に、更に自由に紹介をしていきます。ノベル大好きマンがノベルをひたすら紹介します。芸カ新刊に限らず紹介したいものをバンバン紹介します。過去記事と重複しても気にしません。まあ、なんでこうなったって、僕が読むペース遅くて中々紹介できてなかったって面もあるんですが……とにかくガシガシ行きます!!

 

 

・RE:RiSE / RIGHT+LIGHT

Soleil in Midnight

 

ソレイユ本です。いきなり前にも紹介したことある作品です。それくらい紹介したい。pixiv紹介文にある通り、『スターライト学園の卒業を控えたSoleilの三人が、とある事をきっかけにバラバラになり、卒業後、再び一緒になるまでの物語』です。"ソレイユ"に対する、一つのアンサーともいうべきものがここにあります。とにかくオススメの一冊です。

 

 

・いちゃきなやつら / ぱんだグラフ

fin1219.hatenablog.com

fin1219.booth.pm

 

 

ソレイユ重婚!冬の金沢!食べ物!イチャラブ!という一冊です。作者自身の経験を活かした濃厚な北陸描写と飲食描写、そしてイチャラブ描写です。*3

……相変わらず、二次創作始めるかなり前から知っているインターネットフレンズの作品を紹介するのはどこか気恥ずかしさがあったりですが、友人補正を抜いても普通にオススメできるイチャラブソレイユ重婚ブックです。

 

 

・Aquarius Circus / 篤農ドラゴン

「Aquarius Circus」/「がせ」の小説 [pixiv]

 

空白の一年蘭あおノベルです。以前に紹介した『Give me shadow, put on my crown.』に続く連作2作目です。前作から加速する2人の関係性、そして蘭、あおい以外のキャラクターも絡み、実に面白い展開です。そして今作の終わり方がこれまた気になるところで終わっているので、今後の展開が楽しみ~という感じです。

 

 

・君の心に花束を / 429亭

「【芸カ9】蘭あおSS本新刊Sample」/「yuzuki」の小説 [pixiv]

 

君の心に花束を - 429亭 - BOOTH(同人誌通販・ダウンロード)

 

ちょっと変化球ですが、パラレル蘭あおです。花屋の紫吹蘭さんとピアニストの霧矢あおいさんのお話です。語彙も何もあったものではないですが、とにかくすごい。すごいんです。

↑のサンプルから、結構なページ分が読めるのでぜひ読んでいただきたいです。「アイドルである」という前提を取っ払った紫吹蘭さんと霧矢あおいさんの間に生まれる関係性、これもまた良いものだ……と思えました。読みながら「ぐわ~~~!!!」等と叫びながら悶えまくった僕に、これ以上の説明はできません。とにかく、読んでみてほしいです。

 

 

・グッドナイト・マイラバー / うれあちゃんねる

 

グッドナイト・マイラバー - urea-ch - BOOTH(同人誌通販・ダウンロード)

 

 

昨年10月の芸カ8のものです。表紙通りの、「瀬名あか」「まど凛」「みやここ」「珠璃スミ」それぞれの短編集。先に紹介した珠璃スミ合同本にも書いている方です。こちらも読んでいて悶えること必至なお話の詰め合わせです。あまふわ大好きマンとしましては、こちらの栗栖ここねちゃんが本当に可愛らしくてですね……最高です。

 

 

・飛び立つ蝶の思い出を探して / 博愛機関

↑の芸カ6頒布コピー本にオマケSSが付いてオフセット本となった蘭ユリ本です。刊行2015年5月だけど、この前の蘭ユリオンリーでも(ごく少数)頒布されていたし紹介しても大丈夫!(開き直り)

氏の作品は、作中に出てきた設定や出来事の反映がとにかく見事で、作中からの延長線上にあるような、リアル感とともに独自の世界が展開されていきます。この作品では、ライブイリュージョン(2014年)を基にして展開していきます。蘭、ユリカだけでなく、様々なキャラクターが入り乱れての、紫吹蘭さん周りのゴチャゴチャした人間関係が見事に描かれています。アイカツ!のアイドルはみんなレズ!(締めの挨拶)

 

 

 

 

ひとまず、今回の紹介は以上としておきます。毎度言っていますが、僕が知っているアイカツ!二次創作は全体のごくごく一部ですし、僕が知らない作品、僕が手に入れられてない作品もたくさんあります。ですので、ここで紹介している作品が全てではないですし、皆様にとって面白い作品を見つけられる一助になればと思いつつ、あとはキミ自身の目で探してほしい!というファミ通の攻略本的なシメをさせていださきます。

 

 

あと、察しの良い方はお気付きかもしれませんが、意図的に成人向け作品は紹介をしていません。これは単純に、このブログでは成人向けは紹介しないっていうマイルールを敷いているだけで、僕が成人向け作品を受け付けないとかではないです。成人向けも読みます。ですが、僕が二次創作で一番見たいものが「それを書いて(描いて)いる方がキャラや関係性をどのように解釈したか」なので、その部分が手薄になるタイプの成人向けをあまり読まないって感じです。キャラ描写ガッチリな作品は成人向けだろうが大好きです。そういう面で行くと、ノベルは成人向けも本当に最高です。今回紹介したノベル作品の方々で、他作品に成人向けが存在する方も何人かいらっしゃいますが、どれも最高です。表立って紹介はしませんが、そちらもぜひって感じです。

 

 

というような感じで、以上です。次は、ドッキドキ☆ライブ10芸能人はカードが命!10辺りで書きたいかなという気がします。何ヶ月かかるかわからないですけどね……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:誤解なきように言っておきますと僕はヴァルドラも大好きです

*2:誤解なきよう(ry 僕は堂島ニーナちゃんのことが大好きです

*3:この書き方、『作者自身の経験を活かした』が文のどこまでかかっているのか誤解を招きそうですがそのままにしておきます