今回の手塚治虫記念館入場はスタンプカード貯まった分で入場できました(挨拶)
ということで、特別上映会のレポートです。僕が参加したのは第3部です。
テヅカツ!~手塚治虫×アイカツ!シリーズ~|イベント/大会|データカードダス アイカツスターズ!
今回の登壇者はこちら。
レポ内では基本的に名字記載(敬称略)です。
過去のコメンタリーでも登場した話と重複する部分もありますが、その辺の情報まで全て把握している前提で話を進める前提もアレなので、今回のコメンタリー中で出てきた内容は極力書き起こしています。
また、極力メモした内容を誤解のないような形で書き起こしたつもりですが、内容の誤りや不足があるかもしれませんので、そのような場合はご指摘いただけると幸いです。
(前回のレポはこちら)
■開始前影ナレ
・2人(富田さん前田さん)の唐突な「テヅカツ!テヅカツ!」の掛け声で影ナレ開始
・「26代S4虹野ゆめです」「ヴィーナスアーク双葉アリアです」
・ゆめ「リボンの騎士の衣装を着せてもらったよ」
・アリア「エルザ様のステーキランチと乙女餅を食べました。美味しい、とっても美味しいです!」
・諸注意の部分でアリアちゃんが「会場内でのご飲食は、メエーッ!です」
・アリア「これから上映が始まるなんて、ワクワク! ワクワクが止まりません!」ゆめ「アリアちゃん、それ言っちゃうの!?」アリア「ほよ?」
司会のmioさん登場、佐藤監督と伊藤P呼び込み
・「エルザがお母さんに抱きしめられるところで大号泣したmioです」
・佐藤監督と伊藤Pの2人でコメンタリー一本目
→mioさんはこの方です
アイカツスターズ!特別上映会☆無事終了でございます。
— mio (@miomilky) May 27, 2018
裏話めっちゃきけたぁあ濃かったぁあ。そしてみなさまとても良い方!そして可愛い!!
佐藤監督、伊藤プロデューサー、ゆめ役富田さん、アリア役前田さん、一緒にお写真ありがとうございました☆#手塚治虫記念館 #テヅカツ #アイカツスターズ pic.twitter.com/ib8ve9lVzN
■コメンタリー一本目、49話『一番星になれ!』
アバン~ゆめちゃんステージ
・伊藤「(冒頭を観ながら)コメンタリーし辛いね」佐藤「黙っとけ感がね……」
・スターズ!が1年目で終わる状況になっていたら、ゆめちゃんの起爆剤としてもう少し早めに帰ってくる展開だった
・佐藤「舞台裏で富田さんと前田さんもこれ観てるので、泣いてるかもしれない」
・佐藤「重要な回の演出は伊藤良太さんのことが多い」
・声を演じているキャストの皆さんにも後々の展開を伝えていなかったので、毎週どうなっていくのかをキャストも楽しみにしてくれていた
・佐藤「(スタージェット!サビラストの振り付けを観ながら)ここの☆マーク描くところライブでみんなも一緒にやってくれたりね……」*2
ステージ後~ひめ先輩ステージ
・伊藤「S4決定戦で誰が勝つのかはかなり議論した」→佐藤「この議論があったのは2年目が決まって以降の時期」
・(特にひめ先輩は)S4戦でどのドレスを着るかはかなり前から決めていた
・(スタートライン!のステージを観つつ)これ観たら(ひめ先輩が勝つ)結果についても納得感あったかなと思います
・伊藤「ひめ先輩に人気が出て、ゆめちゃんが可愛いって思ってもらえれば、みているみんなもゆめちゃんと同じような気持ちでスターズ!の世界に入って観てもらえるのではないかと思っていた」
・新しい曲を作ったところでスタートライン!を超えられるものができるのかという面もあり、いたずらに曲を増やさずひめ先輩の曲を絞った
ステージ後
・伊藤「みんな(この辺で登場する25代S4の面々らを指して)ひめのこと大好きですよね」
・佐藤「25代S4は良いバランス。個人の能力はひめがダントツという設定」
Bパート
・伊藤「S4戦のレギュレーションは悩んだ」
・→参加する3年生のモチベーションを下げないようにするためにどうするか
・伊藤「(与太話として)アイカツ界は毛量の多い人は強い」「良いシーンは夕方」
・伊藤「1年目はチャレンジングな部分を多く作った。人物相関が複雑になったり。」「少年マンガっぽいと言われたり」
・佐藤「ここのローラの「面白いじゃない」が個人的にナンバーワン。朝井(彩加)さんを直接褒めた。絶賛」
・佐藤「ゆめちゃんを泣かせるかについて、演出さんと議論した」
・→佐藤「「もう涙は見せない」をもう前に歌っているので、僕は泣かせない派だった」
・→『カレーが辛かったから泣いてしまった』という言い訳を用意することで、泣かせたいという演出さん提案をOKした
・アイカツ!も、スターズ!も、スタッフもキャストも自分のキャラを愛してくれて、「どう動くか」を自分なりに考えて演じてくれた
・伊藤「(ひめゆめ会話シーン観つつ)雰囲気が最終回みたいな……」
・→佐藤「50話は25代S4のエピローグでもあるので、実質1年目の締めくくりに近いのかな」
・伊藤「大一番で負けた側のアイドルのドラマを描く手法もスターズ!の傾向・特色かも」
ED
・伊藤「ごめんなさいコメンタリーしづらい話選んで」→会場笑
・伊藤「こだわりで、EDのクレジットでS4のページは絶対S4だけにした。S4内で1人しか出てない場合もそのキャラだけ。絶対に混ぜない」
・伊藤「So Beautiful Storyのクレジット欄のフォント色はゆめの髪色。歌詞は小春の色」
(EDクレジット参考)
27話
44話
■富田さん、前田さんも登壇
・富田「裏で泣いてました」
・前田「ほよちゃんを連れてきました(腰元につけたアリアちゃんキーホルダーを指しつつ)」
・質問:9話の収録はどんな感じでした?→富田「がむしゃら。精一杯やっていた」
・質問:自分自身が四ツ星学園に入るとしたら何組?
・→富田「歌組!(即答)」前田「歌組か舞組……かけもちで!」
■コメンタリー二本目、88話『お正月だゾ☆全員集合!』*3
アバン~OP
・佐藤「これ、この話で富田さん泣けるかなあ?」
・前田「(MUSIC of DREAM!!!観つつ)5人で☆マーク作る部分好き」
・伊藤「ゆずリリィのコンビは、リリィが出てからゆずがより際立ったと田所(あずさ)さんも言っていた」
Aパート
・伊藤「ゆずも最強キャラ感がありますよね」
・→佐藤「19話でみんなの責任を背負っているんだゾって姿を描けたのは良い回だったなと」
・前田「(朝陽くんと望くんのシーン観ながら)収録時、謎の夫婦感とか言われてましたよね」
・→伊藤「(望くん役の)上村くんと(朝陽くん役の)堀江くんも仲良くて割と一緒にいるしね」
・→佐藤「実質、こんな感じでね……」
・佐藤「(ゆずのバイク優勝シーンについて)「やったぞー!」のセリフを収録時、田所さんが思わず「取ったどー!」と言ってしまってリテイク」
・伊藤「(与太話として)ゆずの親について設定は無いですけど、オリンピック選手なんですかね……」
かくし芸パート
・富田「私、これ元ネタを知らなかったんですよ」
・→佐藤「世代で元ネタをどれと思うか分かれるんですよね。僕らはいかりや……」
・富田「(あこ役の)村上さん自身もけん玉が得意」
・佐藤「ローラのたい焼きをここまで粘るつもりも無かったんですけどね」伊藤「みんな使いたがる」「ライター陣のいじり方がひどい(笑)」
・佐藤「曲と演出のタイミングを合わせるために何度も編集行った」
・伊藤「この回の脚本って……」佐藤「山口(宏)さん」会場笑
・伊藤「声優界でも有名な山口さん」前田「Twitterでもいつもリプライやリツイートしていただいて……」
・佐藤「流石にエルザはドラマパートに呼べなかった。ナイーブな時期だったしね」
・佐藤「(回想シーンの桂ミキさんを観つつ)2年目初登場のミッキーです!」
・佐藤「ゆずとリリィがアイカツ!ランキングに出なかった理由は……大人の事情……」
Bパート
・ドラマパートのアフレコ楽しかった。自由だった
・普段やらないキャラをやらせようとする感じのドラマパートだった。脚本段階ではもう少しキャラに寄ってた
・佐藤「(黒板消しシーン観つつ)ドリフは今やっても楽しいってことで」
・佐藤「(保健の七倉先生を観つつ)年に一回こういうのありますよね」伊藤「セクシータイプだからなんですかね」」
・佐藤「赤白帽のウルトラマンやったことある人~」→会場の半数挙手
・富田「この話は正月だったので実家で家族と観ていたんだけど、「アイカツ!ってこんなだっけ?」と聞かれた」
・朝陽くんの「地球に生まれてよかった」発言は伊藤P発案
・佐藤「という、自然な流れでステージをね……」→会場笑
ステージ(MUSIC of DREAM!!!)
・富田「あ、泣くやつ……」
・佐藤「武道館は泣きましたね」
・前田「武道館初日がちょうど100話のダビング作業でそれに同行させてもらって、九段下着いたときに「ここで男の人にぶつかった方が良いですか?」って言った」
・佐藤「(武道館にて)わかさんるかさんせなさんの歴代主人公歌唱担当の3人は、MCでは泣いても歌では絶対泣かないという根性が見えた」
ステージ後
・富田「あの女の子、すばる君に気付かないんだ」佐藤「女の子のアイドルにしか興味ない……」
・佐藤「このラスト要る?って聞かれた」
■トークパート、申込時の事前質問からランダムで
Q1.演じたキャラクターへの思い入れなど
富田:
元々自分の声が嫌い、コンプレックスだった。
だが、手紙などでゆめの声が好きと言ってもらえて、自分の声も好きなところにできた。
落ち込みやすい正確だけど、ゆめの「ノーモアネガティブ」に元気づけられて、支えられた。
前田:
アニメのメインキャラを演じたのはアリアちゃんが初めて。
途中からの参加キャラ、しかもマイリトルハートを受け継ぐキャラで受け入れてもらえるか不安だった。
みんなの反応が暖かくて、アリアちゃんらしく向き合えば良いと思えた。
(ひめ役の)津田さんからも、「楽しんで純粋にやれば良いと思うよ」とさり気なくアドバイスしてもらえた。
Q2.自分の役以外で好きなキャラは?
富田:
レイさんです!!!
ローラはゆめにとって居なきゃいけない人。親友でありライバルであり……
ゆめを演じている身としてローラはもちろん好き……でもレイさんも好きです!素直に推しなの。
前田:
エルザさんが好き。
普段ツンとしている人は裏がありそう。オフの表情が見たい。
キリッとした人が家ではジャージ着てそう。
佐藤「エルザに関しては私生活を排除した。だから、机で寝てるシーンはあってもベッドで寝ているシーンは描かなかった」
mio「ちなみに伊藤さんの好きなキャラは?」
伊藤「ヴィーナスアークの4人は上手く作れたなと。ドリアカで学んだことを反省しつつ作り上げた」
佐藤「97話のヴィーナスアーク4人ステージは伊藤Pが絶対入れたいと」
伊藤「『私"たち"こそがパーフェクト』というセリフも入れてくれとお願いした」
mio「佐藤監督はやっぱりローラですか?」
佐藤「僕は学園長……」
Q3.キャストに決まったときの心境
富田:
決まったのが声優を始めて1年くらいの頃だった。
決まったとマネージャーに伝えられたとき、びっくりして聞き返した
1話の収録が始まるまで、夢みたいな感じで現実感が無かった。
自分にとってかけがえのない存在。
前田:
決定の電話をもらって大号泣。
実はその以前に騎咲レイ役でもオーディションを受けていた。
アリアちゃんは自分がこれまでに演じてきたキャラクターと違うタイプの子で、アプローチにも悩んだ。
アリアちゃんが後輩というポジションで入ってくるのが、自分自身の境遇としてもシンクロしていた。
運命的なものを感じた。
Q4.あこちゃんが最終話で着ていたSPRドレスはカード化の予定がありますか(ランダムではなく固定質問)
佐藤:
2部の方でも発表したのですが、夏頃に出ます。
2部での反応が良かったことをバンダイの方にお伝えしたら、カードの資料を送っていただけた。
(ここでスクリーンにカードデザインが映し出される)
→カードに書かれているコーデ名は『スイートライムライト』コーデでした。
佐藤:
これはみんなの声によって実現できたカードだと思います。
あこちゃんファンの皆さんの想いがバンダイさんを突き動かした。
■終わりの挨拶。一言ずつ(キャストはセリフも!)
佐藤:
作品が完結してからも多くの方にアイカツスターズ!イベントに足を運んでいただいて、愛されていた作品だなあと改めて感じました。
前作から重いバトンを受け継ぎ、色々な意見もありながら2年作り上げられた。
「これもアイカツだね」と言ってくれたファンのみんなが作り上げた作品。
最終話で「私たちのアイカツは続いていく」とゆめとローラが言っていたように、みん
なの中で生き続けてくれればなと。
また何かこういう企画ができたら良いかなと。
伊藤:
スターズ!はスターズ!として今後も盛り上げていける何かをやっていきたい。
こっそりスターズ!3年目構想も実はあった(未来S4編)。佐藤監督と盛り上がってね……
アイカツ!シリーズを続けていくこと、そしてアイカツ!、アイカツスターズ!、アイカツフレンズ!それぞれの作品が好きな人たちのために、それぞれの楽しめる場所を作っていくのが私の仕事だと思っているので、これからも頑張っていきます。
前田:
遠方から来られた方も多くありがとうございます。
アリアちゃんのことが大好きで尊敬しています。
これからもアイカツ!の輪が広がっていってくれたら良いなと思います。
「皆さんほよ~!って言ってください!」
前田「双葉アリア、アイカツの花を咲かせましょう」→会場\ほよ~!/→前田「ドレスは綺麗のおまじない」→会場\ほよ~!/
富田:
何年後も皆さんの心に残る作品になってくれたら嬉しい。
アイカツスターズ!は自分の嫌いな声も好きにしてくれた存在。支えてくれた。
「夢は見るものじゃない叶えるもの」を教えてくれた。
あのとき、オーディションを受けたのがゆめで良かった。
「じゃあ皆さんは「ドレスがみんなを輝かせる!」って言ってください」→伊藤「やや難易度が高い」
富田「虹野ゆめ、いきまーす!」→会場「ドレスがみんなを輝かせる!」
富田「パーフェクト!」*4
ひとまず以上です。
今回も初出の貴重なお話、そしてあこちゃんSPRカード化実装の発表など、アイカツスターズ!としてもまだまだ今後も動きがあるという姿を見せていただけて、本当に感謝でいっぱいの上映会でした……
こういう機会を用意してくださることに感謝しつつ、今後も参加できるものは積極的に参加してレポートなり書いていければと思います。
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