(2021年2月追記)
PayPayボーナスライトが無くなりPayPayボーナスに統合されたことで、貯める手法が大きく変わったためその点に関して追記や修正を行っています。
脈絡もないブログなので脈絡もない話をします(挨拶)。
今回はスマホ決済PayPay内のミニアプリ「ボーナス運用」がどんなものなのかって話と、現時点で「こういう感じでやると割と勝てそう」という、コツみたいなものが何となく見えつつあるので、それを書いてみたいと思います。
紹介から含めると結構長い話になってしまったので、読むのが面倒だという方は「ボーナス運用攻略:PayPayボーナスを増やす」まですっ飛ばして、よくわからなかったら前に遡るって感じでもいいです。
そして当然ながら、別にここに書いていることは必勝法や儲けを保証するものではないので、最終的な判断は自己責任でお願いします。書いている内容は執筆時点(2020年5月)での状況によるものです。
もくじ
ボーナス運用とは
本サービスは、PayPayボーナスをお持ちの方であればどなたでも、PayPayボーナスの1円相当額から、One Tap BUYの独自のポイント相当額と交換したうえで、One Tap BUYが提供する擬似運用を体験することができます。運用されたポイントは、PayPayボーナスとして交換する(引き出す)ことができ、PayPayの加盟店などでご利用いただけます。
なお、One Tap BUYの独自のポイントは、同社が取り扱う上場投資信託の市場価格を反映してその数が増減しますが、本サービスは実際の投資や運用ではありません。また、本サービスの利用にあたり、One Tap BUY の証券口座の開設も不要です。
ボーナス運用は、要するにTポイントやdポイントでも提供されているような、ポイントを利用して投資運用を体験するタイプのサービスです。PayPayアプリ内からサクっと行えるミニアプリで、見た目もシンプルでわかりやすいのが特徴かもしれません。2020年4月15日から始まりました。
コースは2種類で、
・変動が大きく短期運用向けの「チャレンジコース」(銘柄:DIREXION S&P 500 3X(SPXL))
・大きな変動が少なく長期運用向けの「スタンダードコース」(銘柄:SPDR S&P500 ETF)
の2種類です。また、それぞれアメリカの証券市場と為替(ドル円)の影響を受けて変動するため、コース銘柄の変動がそのまま運用額の変化にはなりません。
(参照元)
内容の詳細について、一番詳しく説明しているのが公式の「よくある質問」欄なので、ボーナス運用を始める際にはPayPayアプリ内の「ボーナス運用」から「その他 > よくある質問」へ進んで一度確認しておくことをオススメします。
PayPayのボーナス運用は追加や引き出しが即時かつ何度も可能で、価格変動もリアルタイム性が高いことも特徴の一つです*1。そのため、2コースしかないシンプルさでありながら、「いつ追加・引き出しするか」のタイミング判断がなかなか難しいという奥深さがあります。
ですが、こういうものを何とか攻略したくなるのが人の性というものなので、この3週間ほど色々と試してみて、見えてきたことをここから書いていきます。
ボーナス運用攻略:PayPayボーナスを貯める
PayPayボーナスとは
具体的に運用で増やす攻略の前に、「PayPayボーナスを貯める」という話をします。なぜかと言うと、ボーナス運用で使える唯一の原資が「PayPayボーナス」で、ここを増やすためには少しコツが要ります。
そしてPayPayボーナスが何なのかという話をするためには、PayPay残高の種類という話をする必要があり…長いですね。簡単に表でまとめます。
(PayPay残高の種類)
PayPay残高の 種類 |
期限 | 友人への送金 | 口座 出金 |
ボーナス 運用 |
何で貯まるか |
PayPayマネー | 無期限 | ○ | ○ | × | 本人確認後の銀行口座・セブン銀行チャージなど |
PayPayマネー ライト |
無期限 | ○ | × | × | ヤフーカードやキャリアチャージ |
PayPayボーナス | 無期限 | × | × | ○ |
主に、キャンペーンで返ってくる残高 ヤフーショッピング・PayPayモールで買い物したときなどに貰えるキャンペーンもこっちに(2021/02~) |
PayPayボーナス ライト |
60日間 | × | × | × | ヤフーショッピングで買い物をしたときなどに返ってくる残高 |
※各残高の有効期限など、最新の情報は公式のヘルプページを確認してください:PayPay残高とは - PayPay よくあるご質問
クレジットカードでチャージした分は出金して現金化を防いだり、キャンペーンの残高を送金して一つのアカウントにまとめられないようにするため、色々な種別がありますが、今回の話で重要なのはボーナス運用という名前の通りでPayPayボーナスです。
PayPayボーナスは「何で貯まるか」の列に書いた通り、チャージで残高を増やすことができず、キャンペーンで「●●円返ってくる!」となっているものがこれにあたります。そしてボーナス運用ではPayPayボーナスしか使えないので、「ボーナス運用の元手をチャージで増やす」ということができません。
そのため、「PayPayボーナスを貯める」を効率的にやることが、ボーナス運用の攻略に繋がります。
(追記)
2021年2月1日から、これまでPayPayボーナスライトで付与されていた特典がPayPayボーナスに切り替わりました。これによって、PayPayボーナスの貯めやすさが格段に上がっています。
(追記終わり)
PayPayボーナスの貯め方1:PayPayのキャンペーンを活用する
まずは公式のキャンペーンを上手く活用することが一つの方法です。結局はPayPayを積極的に使うとボーナス運用で使う原資が手に入る。よくできてますね……
開催中のキャンペーンについては公式ページに一覧があります。なお、その際は「付与されるPayPay残高は、PayPayボーナスです」と書かれているか確認しましょう。一部のキャンペーンはPayPayボーナスライトで返ってくるものがあり、こちらはボーナス運用に使えません。
また、アプリの中からも「おトク」をタップすると開催中のキャンペーンを確認できます。
PayPayボーナスの貯め方2:QuickPoint(ポイントサイト)を利用する
お買い物やアプリのダウンロードでポイントが獲得できる、いわゆるポイントサイトの中で、「QuickPoint」は報酬がPayPayボーナスとして直接アカウントに付与されるため、残高を貯める上でお手軽です。
特に、アプリをインストールしたり多少のアプリ操作によってPayPayボーナスを獲得できるものは手軽に利用できると思います。
PayPayと親和性の高いヤフーショッピング、PayPayモールでお買い物する際もQuickPointのリンクからアクセスすることでPayPayボーナスの獲得を上乗せできるので活用できます。
また、新規会員登録するだけでPayPayボーナス獲得可能なスクラッチも手に入ります(19円~10,009円分のPayPayボーナス獲得できます)。
私の弱い運でも500円は出てくれました。
↓のリンクURL、ないしQRコードから登録することでスクラッチが通常より1枚多い2枚獲得可能ですので、ぜひこちらから登録してみてください。
QuickPoint~PayPayボーナスが手軽に手に入る待望のサービス~
(追記)PayPayボーナスの貯め方3:ヤフーショッピング・PayPayモールを積極的に利用する
2021年2月以降、もうこの作戦で十分というレベルになったかもしれません……
ここまでに追記してきた通り、ヤフーショッピングで貰えるキャンペーンの還元がPayPayボーナスライトからPayPayボーナスに変わりました。
プレミアム会員や他のキャンペーンを組み合わせると10%~20%くらいの還元は割と得やすく、ストアがポイントを上乗せしているときや大規模なキャンペーンだと50%近くまで到達するときもあるにはあります。
昨年の超PayPay祭(2020/11/15)の際にあったエゲツない還元の例。
簡単に覚えておくと良いのが
・5のつく日(毎月5日、15日、25日):ポイント+4%(上限5000円分/回)
・毎週日曜日:ソフトバンクだと+10%、ソフトバンク以外でも+5%(上限1000円分/回)
は還元が増えやすいです。
日曜日の方が倍率は高いですが、還元の上限が低いです。高額の買い物(計算上2.5万円以上)の場合は5のつく日、安いものは日曜日とイメージしておきましょう。*2
ヤフーショッピング、PayPayモールでの注文前に「QuickPoint」を経由することで、こちらの還元も上乗せできますので、ぜひこちらも登録しておきましょう。
QuickPoint~PayPayボーナスが手軽に手に入る待望のサービス~
(追記)PayPayボーナスの貯め方4:自治体キャンペーンを活用する
外出自粛の昨今、地域のお店を応援するために自治体と提携してのキャンペーンが多く実施されています。
特徴として、20%や30%など還元率がかなり高い場合が多いです。運良く地元自治体でキャンペーンが開催された場合は、積極的に地元のお店を使うことで地元を応援しつつお得にPayPayボーナスを貯めちゃいましょう。
補足:これから付与されるPayPayボーナス額の確認
PayPayアプリの「残高」タブで、「あなたの残高」に表示されている金額部分をタップした先の内訳画面、一番下に今後付与される予定のPayPayボーナス額の合計が表示されます。
ボーナス運用攻略:PayPayボーナスを増やす
PayPayボーナスを入れるタイミング
さて、ここからが遂に本番、実際にボーナス運用でPayPayボーナスを増やしていく作戦です。なお、繰り返しになりますが、必勝法や儲けを保証するものではないので、最終的な判断は自己責任でお願いします。書いている内容は執筆時点(2020年5月)での状況によるものです。
ボーナス投資にPayPayボーナスを入れるタイミングですが、もちろん簡単に言ってしまえば「株価が上がりそうなタイミングで入れる」ということになるんですが、じゃあそれをどう見極めるのかって話になりますし、それが完璧にわかるならボーナス運用じゃなくて実際の株なり為替で儲けた方が話が早くなってしまいます。
そこで、以下のようにして、そこまで難しい知識を使わずとも「何となくの目安」を立てられる方法を考えてみました。なお、メインで利用していくのは価格変動の大きい「チャレンジコース」です。
攻略の下準備:株価アプリの設定
まず、参考にするための情報として株価を簡単にチェックできる状態を用意します。iPhoneの場合であれば、デフォルトで入っている「株価」アプリで大丈夫です。*3
そして、株価アプリにて以下の5つをウォッチリストに登録します。
検索ワード | 名称 | 説明 |
JPY=X | USD/YPY | ドル円の為替相場 |
DOW J | Dow Jones Industrial Average | ダウ平均株価 |
MYM=F | Micro E-mini Dow Jones Industri | ニューヨークダウ先物 |
SPXL | Direxion Daily S&P 500 Bull 3X Shares | チャレンジコースの銘柄 |
1557.T | SPDR S&P500 ETF Trust | スタンダードコースの銘柄 |
登録の流れ
・「検索ワード」の言葉をアプリ上部の検索窓に入力
・必要な銘柄が表示されるので、それをタップして「追加」ボタンを押すことでウォッチリストに登録できる
ウォッチリストに登録した銘柄はすぐ確認できるようになります。また、iPhoneのウィジェット機能にならべることもできるので、アプリを開かなくても価格の変動が簡単に確認できます。
こんな感じで一覧できます。便利ですね。
これを利用しつつ、PayPayボーナスを投入するタイミングを見極めていきます。
攻略の本題:NYダウ先物を見つつ判断する
今回の攻略法で利用した目安は、「NYダウ先物(MYM=F)が上がっていれば取引開始前の早めに入れる」です。
チャレンジコースの銘柄はニューヨーク証券取引所の時間帯(※)で変動します。
※日本時間で23:30~翌日6:00、サマータイム期間中*4は22:30~翌日5:00
参考:米国株の取引所・現地取引時間|外国株式|東海東京証券株式会社
この時間帯の価格変動が大きいため、ここを上手く利用したいわけです。
そして、本題になる「NYダウ先物」とは何かを、非常にざっくり言えば「この先、株価が上がる(下がる)のでは?」を見込んで、取引時間外も値動きするものです。
ここで重要なのは「取引時間外も値動きする」ということで、つまり「その日ダウが上がりそうか下がりそうか」が何となく先読みできることになります*5。
そのため、「ダウ先物が上がっている日は早めに入れる」「ダウ先物が下がっている日は投入を避ける」で勝率は上がっていくはず……というのが今回の基本スタンスです。
これが今年の5/7 22:30ごろ(NY取引開始直後)の状況ですが、NYダウ先物(青丸)がこの日はずっとプラスで推移している状況で、SPXL(赤丸、チャレンジコースの銘柄)が前日比プラスで始まっています。
このタイミングまでに上手くボーナス運用に追加をしておくと、こんな感じでプラスが発生します*6。
この方法でやっていると、今のところそれなりの勝率で増やせているかな…という感じです。また、ドル円の影響もある(円安になればプラス、円高になればマイナス)ので、その状況も踏まえつつ判断しています。
この作戦、およびボーナス運用全般の注意事項についてここから書いていきます。
攻略の注意事項1:追加の判断は早めに!
PayPayのボーナス投資はとにかく「リアルタイムである」が故に、入れるタイミングが難しいです。例えば、この日は最終的に前日比+2.74%(赤丸)になっていますが、青丸のタイミングでボーナスに追加した場合、見る見るうちに残高が減っていくことになります。
このように、「トータルではプラスの日でも追加のタイミングによっては負ける」が発生します*7。
取引中の価格変動を追いかけるのはかなり大変なので、そこまで難しいことを考えたくない!という気持ちも含め、今回の「先物を参考に早めに追加の判断をする」作戦にしています。
また、PayPay残高の変動としても先物など複数の要素を参考にしているらしく、取引時間外でも変動が起こり、SPXLの値動きがそのまま残高変動に影響しない仕様になっています*8。そのため、「投入するぞ!」と決めたら早めに投入しておいたほうが、プラスを拾いやすい印象があります。
そして、変動は常に細かく動いているので(↑の値動きでも上下のギザギザがかなり多いですよね)、入れた直後にいきなり何円か減ったりすることもあります。ですが、あまり短い時間の変動に慌てず、最低でも「夕方に投入して翌朝に変化を確認する」 くらいの気持ちで望んだほうが良いと思いってます。もちろん、夕方に投入したあとでダウ先物が下がり続けていたりと不安な兆候があれば逃げる勇気も時には必要ですが……
攻略の注意事項2:普段の支払いでPayPayボーナスを失わないようにする
実はこれが一番地味ながら一番重要かもしれません。
PayPayボーナスとはでも触れたPayPay残高の種類ですが、支払いでは消費される優先度があります。
PayPayボーナスライト>PayPayボーナス>PayPayマネーライト>PayPayマネーの順で消費されていきます*9。
従って、うっかりしているとPayPayボーナスが支払いで利用され、ボーナス運用で使える残高がゼロになっていたということが起こってしまいます。
これを防ぐためには、PayPayで支払いをする前にボーナス運用にPayPayボーナスを全部投入し支払い後にすぐ引き出す。という動きをすると、短時間でプラスマイナスもほぼ発生せずにPayPayボーナスを逃がすことができます。
イチイチこんなことやるのは面倒くさい!という場合は、価格変動の少ないスタンダードコースに入れっぱなしで、チャレンジコースで勝負するときだけ引き出してもいいかなと思います。
攻略法書いておいて身も蓋もないですが、ぶっちゃけ入れっぱなしでもそれなりに増やせると思っています。
というのも、2月末~3月ごろ、ご存知の通りな新型コロナの影響で株価がアホみたいに下がりました。そして現在はそこから株価が戻っていこうとしているタイミングなので、短期的な視点ではなく長期的な視点で見ると上がっていく傾向にあります。
そのため、今後また感染拡大で経済が……みたいな大荒れ状況にならないうちは、入れっぱなしておけば勝手に増えてた!ってなる可能性は高いかな……と思っています。ここに関しては「もっと一気に増えそうな日を見極めてガッツリ稼ぎたい!」なのか「イチイチ見るのも大変だからまったり増やしたい」なのか、自分の気持ちに従いましょう。
まとめると、
・獲得したPayPayボーナスをボーナス投資以外で使ってしまわないよう気を付ける
・PayPayボーナスを上手く工夫して貯める(記事内のPayPayボーナスの貯め方1、PayPayボーナスの貯め方2を参照してください)
こういったことが大事ですね。
全体のまとめ:メリットとデメリット
ボーナス運用について、個人的に思っているメリットとデメリットに触れてまとめていきます。
■メリット
・残高が増やせるチャンスがある
・株や為替について何となく学ぶ機会になる
最近こういったポイントで投資するサービスが増えてきていますが、やはり「現金を使わず株の世界を眺められる」という入り口としてのメリットが大きいように感じます。
上手いこといえば増やせるし、減っても現金ではない少額だし……となる、上手い仕組みですね。
■デメリット
・減るリスクは当然ある
・PayPayボーナスを支払いで使いたくなくなるので、結果的に得なのかわからなくなってくる
半分は冗談みたいなデメリットですが、投資で減る以上に「うっかり支払いでPayPayボーナスを使ってしまった」ときの方が悔しくて地団駄踏みそうになりますw
「これは支払いで使うんじゃなくてボーナス投資に使う!」という気持ちが強くなってきて、結果的に得られた還元を支払いに使わず得なんだか損なんだかよくわからない状況に陥る可能性があります。まあ、これも一つの経験です。
以上のような感じにまとめてみました。
PayPayのボーナス投資は操作もしやすく取っ掛かりやすさもあり、まず一度試してみても良いかなと思っていますので、この記事がそう感じた方の一助になれば幸いです。とはいえ、改めて最後にもう一度繰り返しますが、必勝法や儲けを保証するものではないので、最終的な判断は自己責任でお願いします。
また、この記事が参考になり、書いた人を応援したいという方がいらっしゃいましたら、この ほしい物リスト(AA) から何かを贈っていただけるとブログを継続するモチベーションになります。
そのほか、現在Amazon Music Unlimitedで3ヶ月無料体験も実施されているので、おうち時間が長くなっている方は試してみるのも良いのではないでしょうか。
登録はこちらから:Amazon Music Unlimited
Kindle Unlimitedでも1ヶ月無料体験の表示が対象者には出るようです。
以上です。お読みいただきありがとうございました。
*1:例えばdポイント投資は預け入れや引き出し、価格変化の反映は日に1回のタイミングのみ
*2:他のキャンペーンが重なることもあるので、一概にどっちが確実に得!とはならないです
*3:Androidの株価アプリを使ったこと無いので「これがオススメ」というものを提示できず申し訳ないです
*4:3月の第2日曜日から11月の第1日曜日まで
*5:もちろん絶対ではないですが……
*6:グラフが揺れまくっているのは投資で増えるというより新たにPayPayボーナスが付与された影響が大きいので気にしないでください
*7:逆に言えば、トータスでマイナスの日でも価格が上がり始めるタイミングを見極められればプラスにできますが……
*8:ドル円相場の影響も受けますが、それだけでは説明が付かない印象
*9:期限があったり送金ができないような、使い勝手の悪い残高から消費されるとイメージしてください